ゴルフを楽しむ
　

ゴルフを始めた年齢	４７歳の時、仕事の関係で止む無く始めたが、その面白さについのめりこんでしまった。
月間プレー回数	定年後は３〜４回であったが、現在休止中。
ゴルフの魅力は？	緑に包まれたコースに出るだけで心身共にリフレッシュできること.ナイスショットした時の爽快感、意外性（まぐれ？）も楽しい。
面白くないと思う時は？	雨の中でプレイする時（高い金を払って、なんでこんなことをするのかと馬鹿馬鹿しくなる）そういう時はスコアーも最悪。
ベストスコアー	埼玉県の河川敷での７９、もう昔の話。
ワーストスコアー	記憶にあるのはコースに初めて出た時の１４４、これだけは忘れない。
最近の成績	100台を維持するのが精一杯。 意に反して飛距離が短くなり、ミドル＆ロングホールでのパーオン回数が極端に少なくなった。年のせいにはしたくないが、・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大先輩の旅立ちを悼む 　平成２１年３月末、私は相次いで身近で親しい二人の旅立ちを見送ることとなった。　その一人は、K氏、享年９９歳の旅立ちであった。 　Kは、かっての職場の大先輩で、東京在住時「錦友会」と言うゴルフクラブに所属していた頃から時折ご一緒にプレイさせてもらっていた間柄である。 　定年後、福岡に移り住んでからは、縁あって週１回のゴルフを一緒に楽しませていただくことになり、長く親しくお付き合いをさせていただいた。 　私がK氏のゴルフを尊敬していたのは、98歳にしてなお現役でありつづける健康管理とその体力の凄さ、マナーに対する厳しさと周りへの気配り、そして何時までも向上心が旺盛であったことである。 　氏のお人柄を偲ばせるエピソードがある。 　体調が良くない奥様に代わって食材の買出しから料理まで一手に引き受け、いろんな料理を覚え、“最近料理が楽しくなった”とラウンド後食事をしながら笑顔で話をされていたのが忘れられない。９８歳になって奥様に変わって食事を作るなんて、私にはとても考えられないことである。 　ゴルフが心から好きだったK氏は、９０歳を過ぎたころは“９５歳まではゴルフをしたいものだ”と口癖のようにおっしゃっていたが、９５歳を過ぎた辺りから、年を重ねる度に“あと１年頑張ろう”に変わっていったように思う。でも、心中を察するに、「何とか１００歳までゴルフを楽しみたい」という志を内に秘められていたに違いない。 　昨年６月（２００８年）、セブンミリオンCCで行われた「I様上寿、K様白寿　祈念祝賀会」コンペに参加された時、“この年になってゴルフができるは実に楽しい”と満面の笑みを浮かべてテレビのインタビユーに応えていらっしゃった姿が目に浮かぶ。 　この祝賀ゴルフ会は、氏にとって最も楽しい思い出になったに違いない。 　　 　この２月、緊急入院されたことを知り病院に見舞いに訪れたとき、“３月はちょっと無理だが、４月になり温かくなったらゴルフを再開しような”とにっこり笑って語りかけられた姿が目に焼きついている。 そして「またゴルフをしましょう、元気になってください」と、固い握手して分かれたのが最後になろうとは、・・・・。 　１００歳現役ゴルファーの夢実現を目前にして逝かなければならなかった、K氏の悔しさはいかばかりかりであったろうか。痛恨の極みである。 　黄泉の園で、かってのゴルフ仲間と、和気藹々のゴルフを楽しまれることを祈るばかりである。　　　　　　　　　　　　合掌